行政書士の開業後すぐは副業をうまく使う

行政書士事務所を開業してすぐに仕事が次から次へと舞い込んで忙しい、というのは誰でも夢見ることですが、実際はそれほど甘くありません。
開業してすぐは、電話も鳴らなければメールも来ないような日々が続く、と考えていた方が良いでしょう。

営業や広告も、即座に反応があるわけではありません。
だから、当面の間無収入になってしまっても生活できる備えは必要ですが、すべてを貯金で賄うのも大変です。

そこで、収入が安定するまでは副業も検討してみましょう。
簡単に言うとアルバイトです。

独立開業して仕事が入ってこない状態だと、時間だけはたくさんあります。
その時間にアルバイトをすれば、多少の収入を確保でき、精神的にも楽になると思います。
では、どんなアルバイトをすればよいのでしょうか。


【 アルバイトを選ぶときのポイント 】

コンビニやファミリーレストランなど、シフト制の仕事は融通が利くのでやりやすいのですが、仕事のスキルは一切上がりません。

狙うべきは、仕事のスキルが上がるようなアルバイトです。

たとえば、行政書士事務所や近隣士業の事務所でのアルバイトなら、書類の読み方や、作り方、役所への連絡の仕方などが学べます
そこで学んだことは、行政書士業務にも大いに役立つと思います。

その他にも、文章を書くスキルを磨くために、ライティングのアルバイトをしたり、Webサイトを作るアルバイトなどもあります。

税理士事務所や会計事務所では、繁忙期に記帳・入力のアルバイトをよく募集しています。
記帳や会計ソフト入力ができるようになると、行政書士事務所でも記帳の仕事を請け負うことが可能です
記帳は基本的に毎月あるので、スポット業務が多い行政書士にとってうれしい安定収入源になります。


【 本業に差しさわりのない程度にしておくことが大事 】

ポイントの2つ目は、きちんと本業もできるよう、時間や体力の配分を考えることです。
アルバイトが忙しくて本業ができなくなってしまうのでは、本末転倒ですよね。

働く時間が日中の場合、本業の問い合わせ対応や実務ができないことがあります。
そうなってしまうと、せっかく来た依頼を取り逃がすことになってしまい、何のためのアルバイトかわかりません。

そうならないためには、自宅でできるアルバイトや、電話対応、急な遅刻・早退を認めてくれる職場を探すのが良いでしょう。
行政書士事務所や近隣士業であれば、勤務体制について応相談というところも少なくありません。

独立開業してすぐのころは仕事がなくて不安になるものですが、だんだんと仕事が入ってくるようになり、紹介ももらえるようになります。
長く続ければ続けるほど、経営は安定してくるので、最初のうちは副業で収入を得つつ、長く行政書士を続けられるように頑張っていきましょう。